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【要チェック!】良いエメラルドと悪いエメラルドの見分け方とは?

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参考:https://recarat.me/online/2018/03/12/emerald_and_jade/

 

エメラルドは数あるジュエリーの中でも特に人気の高い宝石です。世界三大宝石の1つにも選ばれており、その人気は万国共通。内包物と呼ばれる石の中の混合物が目立つ宝石ではありますが、特有のグリーンの輝きと内包物が放つ色調にすら高い評価がつけられるのが、エメラルドです。今回は、エメラルドを購入する際にぜひ覚えておきたい、良いエメラルドと悪いエメラルドの見分け方についてご紹介いたします。

 

1、エメラルドの歴史

エメラルドの歴史は古く、古代より多くの王族や権力者に愛されていました。語源は古代ギリシャ語で「緑色」を表す「smaragdus」。紀元1世紀に完成したとされる博物誌の中に「これ以上に緑色のものはない」という博物学者、大プリニウスの言葉が残っているほどの歴史です。また、大プリニウスによると彼と同時期に生きた宝石職人たちは、エメラルドの緑の輝きによって目の回復効果を得ていたというのです。現代でも緑色は人のストレスや目の疲れを緩和してくれるとされていますが、紀元1世紀からエメラルドによって同じ効果を得ていた人がいると思うと、エメラルドのパワーと歴史の深さに驚きを隠せずにはいられません。

古代に上質なエメラルドを量産していたインカ帝国では、美しいエメラルドをこぞって王族の首飾りやペンダントに使用しました。神殿をエメラルドで埋め尽くしたという言い伝えが残るほど。また、古代エジプトでは、エメラルドのネックレスは「永遠の若さ」を象徴するものとして扱われていました。それらのコレクションの一部は、今でも有名博物館の展示物として目にすることができます。桁違いの大きさと輝きを持つエメラルドの数々を、死ぬまでに一度は実際に見てみたいものですね。

 

参考:https://4travel.jp/travelogue/11235047

スミソニアン博物館で見ることができる300年以上前に作られた宗教審判の首飾り

 

2、エメラルドが誕生する過程

エメラルドは内包物の多い宝石として知られています。そのため、見た目を良くし強度を保つ理由からほとんどのものがオイル処理されています。内包物が多くなるのには、エメラルドが誕生する過程が影響しています。エメラルドのもととなる鉱石ベリルは、火山活動がおこなわれることで誕生するためです。そのため、誕生の際に必ず受ける衝撃などで、石の内部に内包物と呼ばれる無数の傷が着いてしまうのです。一般的に宝石というものは、内包物が多いほど衝撃に弱くなるため、オイルに浸すなどの化学的処理をして強度を持たせる必要があります。市場に出回っているエメラルドのほとんどがこのオイル処理をされており、長年宝石業界に携わっている人でも「ノンオイル」の表記がされたエメラルドを見る機会は、非常に稀だと言われるほどです。

 

3、良いエメラルドと悪いエメラルドの特徴一覧

良いエメラルドの特徴

内包物の少ないもの

内包物があることが天然のエメラルド証拠ともされますが、少ないほど価値が高いとされています。しかしながら、全く内包物のないエメラルドは存在しないため、無傷のものは偽物を疑う必要もあります。

 

キャッツアイ効果のあるもの

稀に「キャッツアイ効果」と呼ばれる猫の目のような光の反射をするエメラルドが存在します。画像のものは、100万円で販売されているキャッツアイ効果が認められるエメラルドの指輪です。石の真ん中に光り輝く猫の目のような光の筋が入るのが特徴です。

 

参考:http://www.rejou.jp/fs/rejou/gd2537

 

ノンオイルのもの

ごく稀に内包物が少ないためにオイル処理をしていないエメラルドも存在しますが、専門家でも巡り会うことが少ないほどの希少性。市場に出回っているエメラルドのほとんどがオイル処理をほどこされているので、ノンオイルのものにはその旨の表記がなされているのが一般的です。

 

悪いエメラルドの特徴

内包物の質が悪いもの

エメラルドには内包物がつきものですが、内包物がエメラルドの輝きに与える影響によっても、石の価値が上下します。内包物が多くても価値が高いものも存在しますが、内包物の質が悪いと輝きの低減につながるため、エメラルドの価値は下がります。

 

オイル処理の悪いもの、オイルの抜けているもの

内包物による破損を避けるために施されるオイル処理ですが、処理の方法が悪いとオイルが蒸発し、傷だらけの石に逆戻りすることがあります。中には、正確なオイル処理がなされているものでも、洗浄機にかけられたり洗剤に浸されることで、オイルが抜けたものも存在します。

 

黄緑色のもの

エメラルドとして扱われる石は、ほとんどの場合で緑色のものに限られるため、黄緑色のものは価値が下がります。また、ヘリオドールやグリーンベリルなどの違う宝石として扱われることが多いため、注意が必要です。

 

コロンビアを中心とした南米大陸で量産されるエメラルド。旅行のついでに購入する人も少なくないと思います。産出国であれば安価で購入することもできますが、粗悪品を購入してしまわないような宝石を見る目も必要となります。ぜひ、今回の記事を購入の際の参考にしてみてくださいね。

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